音の世界 TALK + LIVE 番外編

大野松雄

1930年東京生まれ。映画や黎明期のテレビで音響制作に携わり音響デザイナーとしての地位を固める。日本初の国産アニメーション「鉄腕アトム」では新しい音響表現を作り出し後進に大きな影響を与える。その後数々の「万博」、科学映画他幅広いジャンルで活動。音楽家レイ・ハラカミのアルバム「レッドカーブの思い出」では史上最高齢のリミキサーとして参加。2011年には半生を描いたドキュメンタリー映画「アトムの足音が聞こえる」が公開。また2014年には大病を克服し京都・龍谷大学アバンティ響都ホール(現龍谷大学響都ホール校友会館)にて、大友良英氏、大口俊輔氏をゲストに迎えての音の個展、『大野松雄「音の世界」』を開催。またライフワークとして知的障がい者施設、社会福祉法人大木会もみじ・あざみ寮(滋賀県)に深く関わり、記録映画の制作から寮生による創作劇での音響制作など、公私を超えた関係を40年以上築いている。 

写真:井上嘉和